どのような職種でも、将来の目標やキャリアプランニングを設定することは、とても重要です。将来のことは分からないという気持ちはあっても、自身がどのようなキャリアを構築したいのかを決めることによって、より正確な方向性で具体的に必要な経験やスキルが見えてくるからです。
日本でも、すでに終身雇用制度は崩壊した感があります。そのため、安定した企業へ就職したから後は会社の言うとおりにしていればOK、というわけではありません。
これから社会人といて生き残るためには、自身がどんなスキルや経験値をもって収入につなげられるのかというキャリアプランニングが必要不可欠なのです。
将来に向けた目標設定が必要な理由は、他にもいくつかあります。
例えば、長期の目標だけでなく短中期のものも細かく細分化して設定することによって、キャリアという長い道における自分の現在地を知ることができるでしょう。それが自身のモチベーションにつながったり、次にどんなスキルや経験値が必要なのかという指針にもなります。
また、目標を設定することによって、自分自身のアクションに意味や目的を持たせられます。このアクションはこの目標を実現するために行っているのだと理解すれば、毎日の仕事が楽しくてワクワクするのではないでしょうか。
こうしたキャリアプランニング設定は、どんな職業にも必要です。
しかしプランニングはあくまでもプランニングなので、その時の状況に合わせて実現できないこともあると理解し、フレキシブルに対応する姿勢を持つこともまた、同じぐらい大切なことです。あまり設定した目標だけに固執しないように注意しましょう。